今回も続きの番外編です。
最後に受講したのが
漢方養生指導士 上級講座
で週1回、3コマの授業を3か月受講すると
漢方上級スタイリスト
に認定されます。
内容としては
‘食薬養生’
についてをテキスト、ワークブックを使用して勉強していきました。
ちなみに食薬養生とは
食材でありながら効能を持ち、生薬としても用いられるもの(=食薬 しょくやく)
を日頃から取り入れて養生することです。
この講座では食薬ブレンドという
方剤の構成を参考にして、食薬を用いて
考えるだけではなく、毎回証に応じたブレンドを検討して
グループごとにお茶ブレンを実際に作ってみんなで試飲したりしました。
薬=病気になってから飲むものですが
お茶ブレンドは今の体調に応じて気軽に飲めるものなので
日常生活にも取り入れやすかったです。
そういった点では薬膳と近しいものがありますね。
そして自分だけでブレンドを作っていくと
同じ食薬ばかり利用して偏ったりマンネリがちになるので
同じ証でもほかの人が考えたブレンドが飲めるので
参考になったり、新たな発見があったりして楽しかったです。
ここまでで薬日本堂で受講した講座は終わりです。
私が受講した時から現在はコース名や認定資格の名称などが変わっているようなので
詳しくは薬日本堂のスクールのHPで確認してみて下さい。
現在はオンライン受講制度もあるコースもあるようなので、
さらに受講しやすくなっているようですね。
ずっと中医学をいちから勉強したいと思っていろいろなスクールを探していたのですが
1コースで週1回を3か月という通いやすさだったり
薬日本堂というお店をもともと知っていたこと
などの理由からこのスクールに決めました。
結果としてはテキストも分かりやすく、初めての中医学講座のとっかかりとしては
とても良い選択だったと思っています。
もし最初がこのスクールでなかったらここまで中医学を続けてこられたかなとも思います。
またこのスクールでは同じ中医学を興味をもつ方々と年齢を超えて知り合うことができました。
初級から始まり中級、上級、薬膳、臨床と受けられるコースはだいたい受けおわり、
フォローアップを受けたり、再受講したりとしましたが
まだまだ中医学を極めたいという思いがあり
別のスクールを探すことにしました。
また番外編の際にお話したいと思います。
中医学のスクール選びに少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。