今回も論治の続きです。
③陰陽
について。
中医学において
すべてのものは陰陽に分けることができると考えられていますと
以前もお話したことがありますね。
この陰陽に分けたときに
大事なのは陰と陽のバランスになります。
このバランスが崩れた時=病気
であると考えられています。
ということは
健康=陰陽のバランスがとれた状態
なので
つまり陰と陽の調和を図ることが
論治における治療ということになります。
陰陽のバランスが崩れた原因としては
①どちらかの過剰
②どちらかの不足
この2点が考えられます。
1つづつみていきましょう。
①過剰
原因については
熱邪の侵入
寒邪の侵入
などが考えられます。
過剰なときに扶正で補ってしまうとかえって悪化してしまいますので
袪邪する必要があります。
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②不足
原因については
体液が不足した
陽気が不足した
などが考えられます。
不足している時に袪邪してもかえって悪化してしまいますので
不足していたものを補うよう扶正する必要があります。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。