前回は四診のひとつの望診の
舌診の舌についてでしたが、
今回は苔についてお話していきましょう。
はじめに正常な苔とは
薄い
白い
状態のことをいいます。
色からみていくと
白苔と正常な苔の薄白の違いですが
正常な場合は舌の色が見えるくらいに薄い白色なのに比べて
寒証の場合は真っ白で舌の色は見えないくらいです。
つぎに苔の質(量など)からみていくと
ここまで舌と苔について説明してきましたが
検査などをしない中医学にとって
舌診は身体の中の状態を知るのに大事な診察法のひとつになります。
ただ舌診と身体の中の状態が必ずしも合致していないこともありますので
これだけで症状を決定することはせずに
今後の四診を総合してみていくことが必要になります。
最後舌診する際のポイントですが
となります。
ぜひ普段からご自分や周りの方の舌や苔を診てみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。