ゆるり中医学~国際中医師が綴る生活に中医学を~

国際中医師、薬剤師が綴る中医学です。

中医学入門㊳ 弁証論治について~その5 聞診

こんにちは。国際中医師、薬剤師の綴るゆるり中医学です。

 

今回は四診の2つめの

“聞診”(ぶんしん)

についてお話していきます。

 

聞く、という漢字が入っていることから

音を耳で聞くのはお分かりかと思いますが

さらに臭いをかぐ

のもこの診察に含まれています。

 

ではまず①音を聞くから見ていきましょう。

これには

声を聞く

呼吸の音を聞く

咳をしている場合はその音を聞く

が含まれます。

 

 

 

つぎに②臭いをかぐ

ここでは汗と口のにおい、げっぷのにおいがある場合についてみていきましょう。

ちなみに

臭いがある=熱をもっていると考えられます。

 

聞診は望診ほど項目は多くないですが

音と臭いは

相手と話しながらも気づける点になりますので

雑談などしながらまずチェックしてみるといいですね。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。